「ちゃんと」やらなくていい


イタリア語を習い始めて約4年、一度挫折したフランス語を再開して約半年になります。もちろんこれらの国の文化に興味があるのが一番の理由ですが、英語を教えるようになってからは、言語を学ぶプロセスを今一度体験してレッスンに生かすのも大きな目標になりました。そして最近、多くの生徒さんと自分とは、語学習得に対する姿勢や方法がかなり違うのに気づきました。

多くの日本人:

学校教育の影響で、まずは文法から入る。

私:

音を真似することから入る。なので自分にとって響きの美しい言語しか学ぶ気になれない。

多くの日本人:

読み書き中心。

私:

音読中心。リスニングには教材よりも、その国で実際に放送されているラジオ番組を選ぶ。

多くの日本人:

時間を無駄にしたくないので、効率よく勉強するために参考書や問題集を利用する。

私:

時間がかかるのは分かっているので、あまり分からなくても自分が好きな本を読んだりドラマを観たりする。少しコツがつかめてきたら、文法をちらっとチェックする。

多くの日本人:

間違いたくないので、文法が完璧になってから英語を話そうと思っている。一旦話す相手が見つかったら、知っている表現をできるだけたくさん使う。

私:

自分が知っている範囲で相手に通じる表現を選ぶことを優先するが、お互い気持ち良く会話を続けるためにマナーやタブーには十分気をつける。

多くの日本人:

数ヶ月勉強して上達しなかったら落ち込んだりイライラする。

私:

基礎作りだけでも数年かかるのは分かっているので、楽しんで続けることを優先する。

多くの日本人:

上達が遅いと焦って色々な教材を試す。

私:

教材の数は一定数に絞り、ネイティブが実際に観たり聴いたりするマテリアル(ラジオやドラマなど)に触れる。

などなどです。私の周りには「文法から入らないと頭に入らない!」という英語講師もいるので、自分のやり方が100%正しいとは言いませんが、私が英語を習得できたのも上記のやり方を続けたからだと思います。

もちろん英語圏に長年在住していたのも大きな要因ですが、海外にずっと住んでいても英語力が?な日本人は数多くいます。幸い今はテクノロジーの進化のおかげで、日本にいても英語環境が簡単に作れます。楽しみながら、少しずつ前に進みましょう!

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