Tokyo Artrip


先週、美術館巡りのために東京に一泊しました。4箇所の美術館で5種類の展覧会を観るというかなりキツい日程でしたが、あまりにもすごいコレクションが同時期に来日していたので、これを逃すと絶対後悔すると思ったのです。

羽田に11:20amに到着後、東京ドーム近くのホテルに荷物を預け、まずは一番のお目当てだったミュシャ展を観に国立新美術館に行きました。駅とつながっていてとても便利だったのですが、同時期に開催していた草間彌生展が大盛況でチケット売り場の前に30mほどの列が・・・。平日だからあまり混んでないだろうとタカをくくっていた私が甘かったです。さすが東京。

アールヌーヴォーが好きな私にとってミュシャは以前からお気に入りの画家の一人だったのですが、今回の目玉は全作品が海外に初めて送り出されたという「スラヴ叙事詩」です。フランスで売れっ子画家になったミュシャですが、彼がチェコ人であったこと、愛国心がとても強く晩年はチェコで過ごしたことは知りませんでした。そしてその愛国心が仇となりナチスに囚われて牢獄で病死してしまったことも・・・。

NHKの特番をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、とにかく大きい!小さな部屋の壁位の大きさの絵が20枚もあり、その迫力に圧倒されます。完成に16年間かかったというのも頷けます。

全ての絵にスラヴ民族に関する歴史が色濃く反映されています。写真撮影が許可されていたのはごく一部だったので、全体の雰囲気がお伝えできず残念です。

ミュシャをじっくり堪能した後は、一階の草間彌生の展覧会に移動しました。

こちらは本当に混んでいて、外国人も目立ちました。ミュシャに負けず劣らずの規模で、全く違ったタイプのアートを楽しむことができてラッキーでした。お土産を買うのに30分も待ちましたが、美術館内のカフェで美味しいジュースとケーキを頂いて気力と体力を回復しました。

この時点で夕方だったので、遅くまで開いている六本木ヒルズの森美術館に行くことにしました。幸いとても近かったのでGoogle Map頼りに歩いて行きました。

ここでは世界三大美術館の一つと称される、ロシアのエルミタージュ美術館の展覧会を観ました。写真撮影禁止だったのが残念ですが、「さすが!」のクオリティーでした。音声ガイドを借りたのですが、又吉直樹さんがナビゲーターをされていたのは驚きでした。ミュシャ展のナビゲーターは檀れいさん(声が超キレイ!)だったし、最近は美術展もマーケティングに力を入れているんだな〜と変な所に関心しました。

鑑賞後に外を見ると、もう真っ暗になっていました。都会は人が多過ぎて苦手ですが、さすがに夜景はきれいですね。

そして次の日の朝、先日桜の開花宣言のあった上野公園にある、東京都立美術館に行きました。天気予報では雨だったのですが、幸い私が行った時はまだ曇り空でした。

こちらでのお目当ては「ティツィアーノとヴェネツィア派展」。日伊国交樹立150周年記念の企画だそうです。ルネッサンス絵画ファンとは言えない私ですが、以前シドニーで観たティツィアーノの絵がとても良かったので、もっと知りたいと思って訪れました。こちらも写真撮影は禁止でしたが、ティツィアーノ、ティントレットそしてヴェロネーゼという、ヴェネツィア派を代表する巨匠の名作を間近で観られて感激しました。

本当はもう一箇所行きたい展覧会があったのですが、4:30pmの飛行機に乗るために泣く泣く諦めました。そして最後に行ったのがこちら三菱一号館美術館です。着いた時は「え、ここ?」と思ったのですが、東京駅とつながっていて、お店やオフィス、レストラン街もあります。とにかくおしゃれ!な空間でまた絶対来たいと思いました。

そしてこちらで観た「オルセーのナビ派展」も期待をはるかに上回るクオリティーでした。時間に余裕がなかったのが本当に悔やまれますが、ついつい買ってしまった展示会ブックを時々うっとりと眺めています。イタリアが大好きな私ですが、どうも絵画に関してはフランスとスペイン派のようです。展示ブックは日本語とフランス語で書かれてあるので、いつか読めるようになれたらな、と夢見ています。

という訳で本当に「濃い」美術館賞旅行で良い刺激になりました。それにしてもこれだけレベルの高い美術展が一斉に集まるなんて、日本に住んでいて本当にラッキー。今年は海外旅行はしない予定なので、次回の国内旅行計画を練るのが楽しみです!

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