小中学校の英語教育改革

February 16, 2017

 

新聞やネットご覧になった方も多いかと思いますが、14日に文部科学省が2020年度以降の小中学校の教育内容を定めた時期学習指導要領改定案を発表しました。

 

小学校:

「読む・聞く・話す・書く」の4技能のうち「話す」を「やりとり」と「発表」に分けて国際基準の5領域に沿って位置付け、目標を設定する。必要な語彙数は600〜700程度。

3、4年生は「聞く」「話す」を中心にコミュニケーションの基礎能力の育成を重視し「外国語活動」(年間35時間、週1時間)として英語に慣れ親しむことからスタートする。

従来の外国語活動から正式な教科になる5、6年生の授業時間は年間70時間。アルファベット文字や定型文を読んだり、書いたりして学ぶ。

 

中学校:

「読む・聞く・話す・書く」の4技能のうち「話す」を「やりとり」と「発表」に分けて5領域に位置付け、コミュニケーション能力を身につけさせる。英語で情報を整理し、自分の考えを表現したり、伝えたりすることを目指す。語彙数は1600〜1800程度(現行は1200程度)。

コミュニケーションを支える観点から、授業内容が文法に偏らないよう配慮する。

英語に触れる機会を増やすため、授業は基本的に英語で進める。

言語だけでなく、外国の文化への関心を高め、理解を深めるよう指導する。

 

一番気になったのが中学校の「授業は基本的に英語で進める」という部分です。先日、京都府公立中学校の英語教員の8割が、目標とするTOEIC730点を達成できなかったという記事を読んだばかりだったからです。

http://mainichi.jp/articles/20170211/k00/00e/040/270000c

 

もちろんTOEIC=英語力ではありませんが、お給料をもらって英語を教えている教員のテスト結果としてはあまりにもお粗末です。日本人は英語が下手だとよく言われますが、それも当然です。本当に英語を教えられるレベルの英語力を持った人材が極端に少なく、文法と長文読解中心の教材に長年頼ってきたからです。経済の落ち込みにより海外に向けて積極的な情報発信が必要とされている今、政府も重い腰をようやくあげたのでしょうが、現場の混乱が収まるのには何年もかかるでしょう。

 

という訳で学校の授業だけに頼っていては、2020年に大幅変更となる大学入試、就職、そして将来職場で必要となる英語力を身につけるのはかなり難しいのが現状です。まずはNHKラジオ&テレビ講座で英語に慣れ親しむことをお勧めしますが、独学が苦手なお子様をお持ちの方はぜひご相談ください。火曜日4時半〜の小学生クラスは残席3名なので、見学をご希望の方はお早めのご連絡をお待ちしています!

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

特集記事

英語にできない日本語

January 16, 2019

1/4
Please reload

最新記事

January 3, 2019

April 21, 2018

Please reload

アーカイブ