英会話学校の選び方


英会話スクールを経営している私が言うのもヘンかもしれませんが、英語を勉強している全ての人が学校に行くべきだとは思いません。「英会話学校に行っている」だけで安心してしまって、本当に必要な自宅での学習がおろそかになっては本末転倒だからです。

また、インプット(聴く、読む)の量があまりにも少ないと、アウトプット(話す、書く)につながらないので、せっかく学校に行っても何も話せないというもどかしい状態が続き、やる気をなくしかねません。全くの初心者の場合はNHKラジオやテレビの番組で自習して、ある程度英語に慣れてから学校に通っても決して遅くはないと思います。

とはいえ、このブログの読者には「今、英会話学校を探している」方も多いと思います。学校選びのポイントをまとめてみたので、ご参考になれば幸いです。

英語習得の目的:

英語を勉強したい理由は何ですか?海外旅行?英検?仕事で必要?学校や先生がどんなに良くても、コース内容がご自身の目的に合っていなかったら意味がありません。学校探しをスタートする前に、目標と達成にかかる時間を明確にしましょう。

先生の英語力:

英語を教えているからといって、先生の英語力が高いとは限りません。特にキッズ英語の先生は敷居が低く、英語力よりも子供の扱いが上手いかどうかを重視する傾向にあります。小さい頃はそれでもいいのかもしれませんが、ゲームや歌のレッスンばかりで「英語を何年もやっているのにちゃんと文章が作れない」状態で中学校に進むケースも少なくないようです。こういったトラブルを避けるためにも、入学前に担当の先生のTOEICスコアや英検レベルをチェックすることをおすすめします。英語関連の資格を何も持っていない先生は論外でしょう。

ネイティブ教師と日本人教師:

たまに「外国人の先生に習ったら英語は絶対上手くなる」と思い込んでいる方にお会いしますが、正直言って「?」です。初心者の場合は、日本人教師に色々日本語で質問をしながら練習した方が上達が早いからです。また日本人教師は、日本人特有の弱点を知り尽くしているのでポイントを絞って教えることができます。中・上級の方にはネイティブ教師もおすすめできますが、「教えてもらう」=インプットというよりは「学んだことを試す」=アウトプットの相手として、積極的に自分から会話を進めた方が効果的です。ただネイティブ教師の中には「英語が話せるから」というだけの理由で先生をしている方もいるので、何か資格を持っているどうか、どこで研修を受けたかなどを入学前にチェックした方が無難でしょう。

先生との相性:

どんなに英語力があって評判が良くても、「この人に会いたくないな」と思うような先生はおすすめできません。見学や体験レッスンで相性がイマイチと感じたら、他の学校を探しましょう。

カリキュラム:

やる気があっても、定期的に通えないとなかなか上達しません。ご自分のスケジュールに合った曜日や時間帯を確保し、無理なく通える学校を選びましょう。

教材:

自社教材を使用する学校は、とにかく先に進んで次の教材を買ってもらおうとする傾向があります。授業のペースが早すぎる、授業についていけないと感じたら、迷わず学校側と相談しましょう。教材の量=英語力ではありません。自分のレベルにあった良質の教材を(数を絞って)選択し、スラスラ言えるようになるまで繰り返し練習するのが上達への近道です。

授業料:

授業料が高い学校=いい学校とは限りませんが、市場価格に比べてあまりにも安い所は要注意です。授業内容がお粗末でも「安いから」という理由で先生も生徒も妥協してしまうからです。英語が話せるようになったらどんな気分になりますか?何が可能になりますか?そのためにいくら投資できるかを考えてみましょう。

場所:

語学の習得には時間がかかるので、いかに続けやすいかがポイントになります。通学が大変だと億劫になって足が遠のいてしまうので、無理なく通える距離にある学校を選びましょう。

契約内容:

授業料の支払い方法、急用ができたり体調が悪い時に振替が可能かどうかなどの詳細を、契約書でしっかり確認しましょう。

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