ながら勉強のススメ

「勉強」という言葉には、「やりたくないけど仕方なくやっている」というネガティブなイメージがあるような気がします。特に学生時代はテスト結果が自分という人間の評価に密接に関わってくるので、プレッシャーを感じるのは無理もないのです。
でも実際は、教育を受けられるというのはとても贅沢なことです。ユニセフによると、世界には紛争や貧困が原因で学校に行けない子供達が5,900万人もいます。そして教育を通じて得た知識は試験や職場で使うだけでなく、趣味や興味として人生を豊かにするのにとても役立ちます。それではどのようにすれば、ポジティブな感覚を保ちながら勉強を続けられるのでしょうか。
私の場合、ずっと机の前で勉強していると疲れて嫌気がさしてしまうので、Huluで海外ドラマを観ながらやドライブ中のながら勉強もよくやっています。小さい頃に「ながら勉強は止めなさい!」と怒られた記憶がありますが、好きなことと苦手なことをセットにすることによって、勉強へのネガティブ感が軽減されます。幸い今は英語とイタリア語という好きなことだけを勉強していますが、それでも単語を憶えたり複雑な文法を解析する作業は面倒に感じてしまうので、私にとってこの方法はとても有効です。
ながら勉強でやること;
単語をなんとなく憶える。
語源をなんとなく憶える。
接頭辞、接尾辞をなんとなく憶える。
問題集を解く。
何冊かの参考書を見比べながら、A4の紙に文法のポイントをざっと下書きする。
英語やイタリア語の記事をスマホで読む。
NHKのラジオ講座を聴く。
英語やイタリア語のポッドキャストを聴く。
イタリア語表現のCDを聴いて音読する。
イタリア語の音楽を聴く。
ガチ勉強でやること:
時間を計りながら問題集を解く。
間違った問題の解説を読み、理解できていない部分を参考書で確認する。
下書きした文法のポイントを清書する。
こうしてみると、何かをしながら勉強している機会がとても多いのに改めて気付かされました。何度も言いますが、語学の習得にはとても時間がかかるので、まずはながら勉強を利用して英語と触れる時間をもっと増やしてみてはいかがでしょうか。
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